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独断と偏見及び私的意見が入った、不動産用語に関する私的解釈用語集です。
仲介業者とは
不動産を売ったり買ったり、貸したり借りたりする時に、売主と買主、貸主と借主の間に立って、取引を斡旋する業者のこと。
この仲介という形態、一般の方には理解しにくいでしょうね。
分かり易く言えば、結婚の仲人さんのようなものです。
で、まち場の不動産業者は、自分のところで直接売ったり買ったり、貸したりしていることもありますが、ほとんどの業務は、この仲介業務になります。
弁護士さんなんかに言わせると、売主買主、双方利益が反する当事者から依頼を受けるのは、弁護士では禁じられている双方代理にあたるので、おかしいと言う人も居ます。
また、一般の方でも、売主買主双方に、うまいこと言って手数料を取る「こうもり」のような仕事だと思われている人もいるようです。
間違いですね。
私がこの不動産仲介の仕事に入った時、先輩業者から口うるさく言われたことがあります。
「我々の仕事は、売主買主双方から手数料をいただく仕事である。よって、どちらかの肩を持って、片方だけに有利になるような取引をするべきではない。両方が歩み寄れる接点を見つけ、取引後に両方から感謝される仕事を目指すべきである。」
ところが、これ難しいんですね。
考えてもみてください。
売主買主双方から、手数料をいただいて、なおかつ双方から感謝される。
まさしく、言うは易く行なうは難し。であります。
そんなことから、最近の若い仲介業者の中には(注:私も若いのですが)、双方から手数料を取りながら、片方の代理人的に動く人間もいるようです。
慣れない人間には難しい仕事だとは、分かりますが、いけませんねえ。
そうしたことや外圧もあり、最近国交省で、売主もしくは買主、片方からしか手数料を取らない制度に改めたらどうだろうとの論議が持ち上がっているそうです。
仲人と言うのは、アメリカ人には理解できない仕組みなのでしょうね。依頼を受けた人間のためには、黒いものも白と言い張る弁護士にも。
それで、この仲介制度、どんなところがいいのかというと、押しの弱い人でも業者が勝手に間を取って、一方的に不利な条件を押し付けられることがないように取り計らってくれるところです。
代理人制度では、こうはいきませんね。
腕の立つ代理人・声のでかい代理人・押しの強い代理人に、弱い人は押し切られてしまいます。
何でもかんでも、外国のやり方が正しいわけでも、ないのですけどねえ・・・。

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