不動産ブログ

不動産業者の実力

Date:2010年11月14日

少し前から、ある格安の土地を購入しようか
迷っています。

格安なら、購入すればよさそうなものですが、
格安な理由があり、これを即建築可能な宅地にしようとすると、
造成費がひじょう?に高い。

もっと安く上がると思っていたのに、あてが外れました。


それなら、見送ればよさそうなものですが、
立地がいいだけに、
それもまた、惜しい気がする。

腕のいい不動産業者なら、
私が思いつかない方法で、別の商品にして、
あるいは、宅地化までは同じにしても、
購入層を変えて、
売り出すことが出来るんじゃなかろうか?
との思いがするんですね。


同じ不動産を前にしても、不動産業者としての
経験やアイディアの違いで、
別の商品になりますから。


まあもっとも、ダメなものは、
だれがやったてダメというのも、また真実。


良くある間違いが、ダメアパートを購入して、
アイディアでどうにかしようと、奮闘している
一般の投資家さん。


例えば、郊外地の入居率の悪いワンルームなどは、
プロが買って運営しても、劇的改善はおそらく無理。
建てた事そのものが、間違いなんですから。

それを市販のアパート本を見て、
多額のリフォーム費をかけて、かけた改装費分、
従来以上の家賃で貸そうとして、
失敗している人が居ます。


こんな場合は、下手にいじらないで、
最低限のリフォームをして、
格安で買って、格安で貸すのが正解でしょうに。




1000万円で売れる商品を、売り手の事情で、
例えば500万円とか700万円で買うことが出来、
1000万円で売った場合が、格安購入。


500万円のものを500万円で購入し、
アイディアで付加価値をつけて
1000万円で売れる例は、極めて少ない。


付加価値を付けたつもりが、いらぬ投資で
損に損を重ねただけみたいなことが、
現実には多いです。


上記のアパート購入例は、
実際には500万円の価値しかないものを、
500万円で購入したのに、
本人的には、1000万円のものを500万円で
購入していると思っているのが間違い。


ただし本当に、、本来1000万円のものを
周りが500万円としてしか評価していない、
見落としているものが、世の中にはあるのも事実


そんな訳で、本来この土地は、もっと価値が
あるのを、私が見落としているだけじゃないかと
との気が,どうしてもするんですよね。

もうちょっと考えてみよう・・・。

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